時は巡れど

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zoom RSS ef -a tale of melodies- 8話 感想

<<   作成日時 : 2008/11/30 20:12   >>

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所都合により見れなかった今まで見れなかった9話。
それでも書く・・・これこそ「清算」。

OP。
さかさまだぞぉー!?
何が起こるのやら・・・

気を失い倒れている久瀬を起こす火村と凪。
まだ、死んでない。
「さっき、ミズキちゃんを清算した」
最後の最後まで、やはり「清算」を続ける久瀬。
それにより、思い出まで失くすぞという火村に、失くしたくない思いでなんてないと対抗する久瀬。


過去。
火村は優子と一緒に愛の逃避行に出ることになる。
火村は、上を目指してきたが、学校を辞め、また0から始めるという。
今度は、優子と智に。

さて、ここからベッタベタ展開。
「もうやんなっちゃうよねー」
テレビの誰がしはそういった。

身元不審により、アパートはどこも借りられない。
また探すが、やはりなく、寺小屋で一夜を過ごす。
ホテルを借りないのは、貯金をためておくためだという。

クリスチャンな優子だが、同じ神様だとして、ちゃんと寺の神に手を合わせる。

夏でも宵はよく冷える。
しかし、要はおしくらまんじゅうの要領。
二人寄り添えば暖かい。
「いいんですか?私、キレイじゃないですよ?」
肩をつかもうとする火村に優子は言う。
「お前が優子であることに変わりはない」
キザなことをいってのける火村。
そして唇を重ねる二人。
成程・・・ここで・・・か?

その後、訳ありもの向けアパートに即入居できた二人。
火村は、妹の形見の時計を持ってくる。
あと、暇つぶしのスケッチブックに、ひとつの紙飛行機。
それが自分が飛ばしたものだと聞いて、「帰ります」という優子。
この逃避行が、同情や憐れみであると思ったからだ。
ん?なぜ?というのは終盤。

やがて、崖に逃げる優子。
追いかける火村。
「あなたも明良兄さんと一緒です!」
同情、また、自己満足のための道具としてしか自分を見ていない。と火村を批判する優子。
そこで、火村の愛のビンタが飛ぶ。

そこで火村は、明良と同じであると認める。
同じ境遇。震災で妹を亡くして、それを悔やみ続けている。
しかし、妹の存在を優子に重ねたりはしない。
愛している・・・つまり一人の恋人として、逃げて来たのだといった。
「俺はもう、この手を放さない!」

その後、アパートに居つく二人。
火村は、研修ではあるが、仕事を見つけたようだ。

いや〜こいつらベッタベタなんだよな〜ちくしょー。

優子はまだ、自分がお荷物で、火村の人生をかき回してしまったと思っている。
まぁ、確かにそれが事実なので、罪悪感を覚えるのは当たり前ではあるが。
しかし、忘れたという火村。
「ここから、始めよう」
また、0から。
「夕くん・・・私を、描いてください」
スケッチブックを見つけた優子は、ふとそう頼む。
前は断固拒否していた夕。しかし・・・・・・
彼は、ペンを手にとり、描くことを決めた。
それこそ、「0」からまた始める。それを行為としてあらわしたものではないかと思います。


現在。
俺は挫折したことがないという久瀬。
それは、前から何度も言っている、失敗しそうなことはやらず、逃げているから。
「なのに!それなのに!どうして俺に逃げられない勝負をたたきつけるんだ!!どうして俺に、勝てない勝負をさせるんだ・・・」
病気のこと。ミズキのこと・・・
久瀬は、逃げてきたからこそ、この土壇場、この窮地で、ただひたすらに弱い人間なのだ。

これが、迷い。

お前の気持ちもわかるという火村に、わかるわけがない!と対抗する久瀬。
「最初からあきらめていたら、何もおきないぞ」
言う火村に
「フッ・・・お前に言われたくねぇよ」
仮面の微笑。

「あきらめきれなくて、終わった試合をいつまでも引きずってるやつに何がわかるんだ」
まだ、終わっていないという火村に、
「もう、雨宮優子と、逢えはしないのに」
呟く久瀬。
過去の傷をえぐる・・・こいつらはなんというか本当に危ういバランス。
とても友とは思えない。

清算する久瀬と、依存する火村。
正反対な二人だが、それでも共通点はある。
それはそう、逃げているということ。


過去。
ある日の帰り。
火村は雨宮明良に出会う。
無論、待ち伏せていたのだろう。
明良は、優子が或いは、自分のところに帰ってくるかもしれないという。
「君はただ逃げる場所だ。帰る場所じゃない。何故なら、君自身が逃げ続けているからね」
帰る場所がなければ、優子は自分の元に戻ってくる。

さて、火村は何から逃げているのか。
震災の日。妹を置き去りに一人逃げた。
その日以来、逃げ続けているという。
優子の手を話し、絵を描くのもやめ、色を失い、そして今現在、雨宮明良から逃げている。

そして、何かを投げる明良。
それは、火村の妹の形見であるかの時計。
「君が本当にできたことは、あの震災の日、妹と一緒に死んであげることだったんだ」
同じ境遇のはずの二人だが、唯一異なる点があった。
それは震災の日、そばに妹がいたか否かという点。
明良は、そばに妹がいなかった。だから自分も死ねなかったという。
だから、妹がそばにいて、且つ自分だけ抜け抜けと生還している火村が憎いのだ。

成程、しかし重度のシスコンだとは思う無かれ。

そしてここで、まさかの3度連続言葉攻め。
今回のキーワードは「逃ゲタ」。

君はあの日、自分の妹といたんだろ?なのに、君は逃ゲタ。
助けることもせず君は逃ゲタ。
一緒に死ぬこともせず君は逃ゲタ。
あんな大事な妹なのに君は逃ゲタ。
怯え苦しみ呼んでいるのに君は逃ゲタ。
一緒に死んであげられたのに君は逃ゲタ。
望んで止まぬ巡りあわせなのに君は逃ゲタ。

当時幼かった子供に、そこまで非情なことを言わなくても・・・とは思いますがね。
しかし、彼の中にはいつだって、「妹」という存在がいる。
現に、優子も妹と重ねていた。


その後、アパートで火村の帰りを待ち続ける優子。
そこで、形見の腕時計が消えていることを知る優子。
また、失う。そう思い、外に出て火村を探しだす。
「夕くん!」から「先輩!」。やがて「お兄ちゃん!」へ。
彼女の中では、今でも火村は兄に近しい存在。
妹の形見がなくなったことで、その妹を自分自身に重ね、結果火村を失ってしまうと思ったのだろうと推測。

一方、火村は逃げているのか・・・と途方にくれて、町を彷徨う火村。
それは、やはりアパートに帰ることから「逃げていた」のだろう。


探しあぐねた優子だが・・・
「お兄・・・ちゃん」
そこで見たものを、たばこをふかしている雨宮明良だった。
「帰るか?」
彼女は静かにうなずいた。

彼女は、また火村を失った・・・すなわち、また帰る場所を失くしたと思ったのだろう。
そして、また雨宮明良に拾われた。
まるっきり昔のままの再現だ。
優子の目には、この時も、昔と同じように、雨宮明良が神父ような優しさを秘めて見えていたのだと思います。


その後、火村はアパートに帰る。
しかしそこには優子は居ず・・・
彼もまた、帰るべき場所を失ったのだ。

そして、彼女が飛ばしたと言っていた、紙飛行機を広げる。
「たすけて」
書かれた文字を見て、火村は叫んだ。


成程、これで優子は前、同情だと思ったのですね。
そして、約束を守れなかった・・・つまり、火村はまた「逃げた」のですね・・・。


現在。
火村は、久瀬の殴り飛ばした。
しかし、殴り飛ばされても久瀬は
「もう、雨宮優子とは逢えやしねぇんだよ」
まだ言い続ける。
それは彼が言っておきたい言葉。すなわちこれも、彼の「清算」なのである。
そして、怒りか呆れか、火村はその場を後にする。

言っていいことと悪いことがあるぞ。
言う凪に、久瀬はまだ人の心をえぐるのをやめない。
「凪も、まだあいつの事をひきずっているんだろう?」
凪も火村と同じ感情で場をさる。
頭を冷やせ。そう言い置いて。

取り残された久瀬の目からは涙が浮かんだ。
久瀬は、自分が「ひきずっているもの」が無いからこそ、それが同時に羨ましくもあったのかもしれない。


ミズキは、久瀬の言葉にさぞショックを受けていた。
そこに、久瀬から荷物が届く。
そこにあったのはヴァイオリン。
そしてひとつの置手紙。
「ごめん さようなら」

それは、仮面ではない久瀬の言葉。
もうすでに壊れてしまった久瀬の、恐らく本当の言葉。

ミズキは、久瀬の演奏を聴いたあの浜辺にいた。
涙を流して、久瀬の真似をしようとヴァイオリンを弾こうとする。
そこに、凪。

「物理的に離れていても、精神的には慣れていなければ、清算したことにはならないからな」
あの付き合ってる発言を、そう締めくくる凪。
そう、清算。
恋愛は、自分から惚れずに相手に惚れさせるものだと格言する久瀬。
成程、いかにも彼らしい。
しかし、今回はその通りにも限らわず、負けているようだ。という凪。
自分の方がコテンパにやられちゃってます。というミズキに
「でも、君は逃げない」
凪は、力強く言い放った。
「あいつは、勝てる勝負しかしたことが無かったから、負けても立ちあがってくる相手には勝てないんだよ」

「あいつを救ってやれるのは・・・もう君しかいないみたいだな」
OPのあの赤い糸の先にあったのは花。
そしてそれは、救いを求める「手」へと変貌したのである。


さて、この作品は緻密すぎるほど繊細にキャラの感情を描いている。
それが、このefという作品が評価される理由なのだろうな・・・と今更ながら思います。



さて、次回はいよいよ現在編は「清算」から「救済」へと変わるのでしょうか。
そして過去編は・・・また1話ほど修羅が続きそうです。

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