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zoom RSS ef -a tale of melodies- 第12話「forever」 感想

<<   作成日時 : 2008/12/30 04:03   >>

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「私もずっと、あなたを愛していました」
劇的最終回。
近年稀に見るベリーハッピーエンド。
物語は収容され、そしてオーケストラはフィナーレを迎える。

時は経ちクリスマス。
夏と冬。
二つの音羽の町は、そんな対なる季節を迎えていた。
紘とみやこ。京介と景。蓮治と千尋。
そして、ミズキと久瀬。
一分一秒でも長生きできるなら何でもする。
彼はそんな、迷いの一つもないまるで別人のように変貌した。

はてしてこの二人、なんとも奇妙。
彼氏彼女という感じがしないのは私だけではあるまいて。

今宵久瀬とミズキによる歌の披露。
作詞はミズキオリギナル(のはず)。
そして久瀬の奏でる旋律に迷いはない。
とても、とても美しい旋律。
ヴァイオリニスト久瀬修一。ここに完全復活というところか!



すべてが始まる場所。
屋上の鍵は色々なカップル達を巡り、そして火村のところに再び帰った。
彼等ないし彼女等の幸せが詰まった場所。
日本に戻る火村は、かくしてこの鍵を預かるのだった。
クリスマスまでに日本に戻りたい。
彼の心の奥底では、いつも「優子」という存在がいたのだということが垣間見えるシーンでした。

そして、人の名前を2文字しか呼ばない凪は、「優子」とそう呼んだ。
このシーンは個人的に相当好きです。

教会で優子に会ったという話を聞いた火村。
クリスマス。あの時とまるで同じ。
火村はあの教会に、あの時と同じ花を持って訪れる。
逢わなければならない人に逢うために・・・。



そこには確かに居た。
天使が。
あの時果たせなかった約束が、長い時を経て、遂に守られた。
これはef屈指の名シーンではないかと。
なぜなら、この作品最大の伏線であり要点ですからね。

やがて二人はあの場所に向かう。
すべてが始まる場所。
そして、すべてが終わる場所。
ここで火村は今までずっと胸の奥底に隠していた思いを告げる。
「愛している」。
しかしそれは、「愛していた」と訂正され・・・・・・

優子には使命があった。
すなわち、この町の人の幸せをお手伝いする使命。
そして最後、「自分」の幸せを手に入れた優子は、使命を終えた。
彼女は天使になるのだ。

「俺はもう大丈夫だ」
言った火村は目瞬きをした。
これの意味するところは・・・優子はそれを悟る。
そして思わず泣きそうになる。
さみしくもないし辛くもない。
これも嘘。
「大丈夫だ、心配はするな」
目瞬きをこらえて彼は答えた。
その姿を見て、優子は微笑みを浮かべた。
「それでこそ夕くんです」
その動作に、火村らしさを見ていたのかもしれない。
そして、彼女は思わず涙を流した。
彼から貰った幸せ。そのすべてを持って、優子は消えていった。
必死に涙をこらえていた火村。
握る手を失い、強く握り拳を握る火村の元に、羽根が舞い落ちた。
あたかも彼女が、天使であったかのように・・・・・・




ミズキと火村。二人の会話。
音羽という二つの町。
そのどちらにも好きな人が居て、幸せな人が居る。
そのどちらも本物。
誰も一人ぼっちにならないような町を造りたい。
それが火村の「使命」なのかもしれない。
優子に伝えられた、「人を幸せにする」。そんな使命。


火村を、お父さんみたいというミズキ。
それは昔。優子がまだ生きていた頃。
彼は本当に父であるような…そんな存在だった。
ミズキのこの何気なくスルーされそうな一言に一人感動していた私であった。
そして火村は、未来の名前を聴いて一言
―そうか・・・いい名前だ―

この作品は、一言一言が伏線になっていると感じた。
そこまで大まかな伏線はないけど、言葉の一つひとつが伏線めいている。
どうりで、一言一言が重いわけだ。


EDもといOP。
全ての色が戻る。
ミズキは優子の手を取り、火村は呪縛から解放される。
そして優子の背には、天使の羽根が生えている。



終曲。

―街を風が吹き抜けていく。
 風は冷たく、時には立ち止まってしまいそうになるけれど。
 そういうときは、ゆっくりでもいいから進んでほしい。
 いつか必ずたどり着けるから。
 悲しいことがあっても大丈夫  手を伸ばせば、そこには誰かがいて。
 ぬくもりを分け合うことができるから。
 ひとりでは辛い道のりも、つないだ手を放さなければきっと乗り越えられる。
 だから、あきらめないで。長い長い道の先には、幸せが待っている。
 幸せが重なり合い、さらに大きな幸せに。
 そして、いつの日か気づいてほしい。
 あなたが歩いてきた道の途中に、いくつもの幸せがあったこと。
 忘れないで。あなたはひとりぼっちじゃない。
 確かな足跡を刻み、季節を超え、空を見上げて
 翼がなくても、きっと行ける
 いつか夢見た、
 光あふれる明日へと―







最後はオーラスエンディング!
1期、そして2期。
正直、これほどまで完成度を高くしてくるとは思いもよらなかった・・・

サンタ服の千尋に萌えつ、猫ミズキに萌えつ。
これはいいクリスマスプレゼント!
千尋のサンタ服壁紙ももらえるしね☆



最終的な感想としては、この作品は、今期一番「魅せられた」作品です。
いやもう今期どころか今年かもしれない。
とにかく、ひとつひとつのセリフ、そして演出がどれも意味のあるものだった。
あとからそれに気づくと「!」となることが多かった。
正直、演出に心奮いたつ作品なんて滅多にない。
これだから新房監督の作品は好きだ。

1期、そして2期。
これでefの「全て」が幕を閉じた。
まさに音楽でも聴いているかのような美しい作品でした。
またいで、1年間、本当にありがとう!

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