時は巡れど

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zoom RSS ef -a tale of melodies- 9話「return」 感想

<<   作成日時 : 2008/12/10 01:04   >>

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「こえぇよ・・・俺一人だよ・・・・・・音楽も、ヴァイオリンも、好きな人も、何にもねぇよ・・・!誰もいねぇよ・・・!こえぇよ・・・・・・俺、一人だよ・・・・・・!」

いよいよ局面といったところ。
過去。現在。
いよいよどちらも収容されてきた。


過去。

火村と優子、二人はそれぞれのすれ違いにようやく気付く。
あの時、施設のとき、兄妹ではなく、純粋な恋人として成り立っていれば、こんな悲劇は起こらなかったのかも知れないと。

火村はふたたび筆を取り、かつての優子の絵を描く。
そして火村は、決意をきめる。
優子に逢いに来た。
そこでは優子と明良がモメていて・・・仲介に入る。
妹と死を引きずるのではなく、背負うと明良に言う。
しかし無惨にも彼の前にやられてしまう火村。
その時にリュックからこぼれたスケッチブック。

優子も、決意をきめる。
暴行される火村。
それを止めるために、明良にナイフを向ける。


そして、明良。
彼はいつまでも妹の事をひきずる。
ずるずる。ずるずる。と。
しかし、火村のスケッチブックに描かれていたとあるものに翻弄され、走り出す。
これなんだ。と。
震災以来、妹の顔が思い浮かべられず、絵を描くことができなかった明良。
しかし、そこに描いてあった・・・おそらく幼い日の優子の姿を見て、遂に思いだしたのだ。
彼は何かに憑かれたように絵を描き、そして・・・・・・火を放った。
まるで震災当時を再現するかのように。
―――妹と一緒に死んでやりたかった。
彼のそんな想いが、遂に成就したのだった。

さて、優子と明良の妹というものが、同じ顔であるということはわかった。
だが、何故彼が描ききれなかった妹の顔を、火村は描けたのか。
それは、火村。
同じ境遇を生きる彼ら。
だが火村は背負った。
妹≠優子として描かれたその絵に、「優子」の本当の姿が描かれていた。
そしてそれは、全くもって明良の妹。
純粋無垢な、彼女自身そのものすらも描かれていたのだろう。



これにて、明良は死亡。
彼は、一番幸せな形で死ねた。
ある種、久瀬とは対比にある存在でもあった。
また、これにより優子は「兄」を失った。
これからは、「彼氏」として火村と時間を過ごすのだろうか。
しかし、現在を見ていると、とてもそう上手くいくとは思えない・・・



現在。
ミズキは、あの久瀬のヴァイオリンのフレーズを口ずさむ。
すると、それに歌詞があったことを思い出す。
その時、千尋と景がやってくる。
彼女等は、それぞれ日本とオーストラリアの音羽学院の屋上の合い鍵。
その隠された二つの合い鍵が、ここに一人の元へと辿り着く。
ずっとご利益を与えてきたその合い鍵。
ミズキも、例外ではない・・・か?
ミズキはやがて、千尋から手帳の紙(カレンダー付き)を一枚頂戴する。
何かを書くミズキ


久瀬。
全てを清算した。
火村。凪。そして・・・・・・
何もなくなり、キレイになった久瀬。
その面には仮面のない、何もない、まるでのっぺらぼう。
彼はしかし、悩んでいた。
残り時間を伸ばす薬。
彼はそれを捨てようともがくが、結局は口に入れてしまう。
死が怖い。
人間誰しもが思う感情。
それは、久瀬が人間らしくて・・・そして今まで勝てないことには逃げて来たから、尚更。


清算すること。負ける勝負を逃げて逃げ続けて、最後に覚えた何もないことの恐怖。
だが、自分が勝負に、すでに「負けていた」ことを自覚する。
仮面との対話によって・・・そして、何もかも清算して、仮面すらもなくなった。

その「仮面」が剥がれたとき、彼の真の姿が現れた。
それは、怯え慄く姿。
追ってくるものが何ひとつない。
音楽も、ヴァイリンも、そして、好きな人も・・・・・・
何にもない。
そのことに恐怖する男が一人、そこにはいたのだ。
それは、死を間近に迎えたものが最も恐怖することなのだと思う。
誰にも看取られず、静かに死んでいくことの、いかに恐怖であろうか。

そこに、チャイム音。
「果たし状」と書かれた、日記帳の切れ端。
彼は途端涙した。
まだ自分には失っていないものがあるのだ、と。
そして、間もなく扉は開かれた・・・・・・。



今回は過去、現在両編にとって、革新的に変化しました。
ひとつは、明良という存在の死。
それにより優子、火村はどう変わり、どう動くか。

現在では、久瀬。
清算してきた久瀬が、何かを「求める」という感情変化。
勝てない勝負に、挑もうとする。
こんな彼には、きっと幸福が待っているはず。
あわよくば、明良のように幸せな死を。


次回からは、今までとは違ったefが描かれそう。

また、Cパートはどんな伏線か。
このCパートは、案外、これからの最も重要な伏線となるやも知れません。


次回「reunion」
reでの折り返し。それは、ここに来てようやくわかった。
登場人物たちの感情の入れ替わり。
過去。未来。
この二つは、直に収容し、終局を迎える。
今回は、シャフトの演出が濃すぎた。

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