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zoom RSS ロウきゅーぶ!SS 第11話「dearests」 感想

<<   作成日時 : 2013/09/21 01:41   >>

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神回認定待ったなし

あらすじ
彗心リードで始まった第2クォーターは5年生チーム同士の戦いだ。やる気満々のミミ、椿、柊、雅美、かげつ。予想通り怜那の実力は圧倒的で1対1では歯が立たない。だがバスケは5人でやるもの。見事な連携プレイで、チームメイトを見下して個人プレイを続ける怜那を押さ抑え込む。思うようにプレイが出来ず苛立ち試合放棄しようとする怜那に、チームメイトの都大路綾が「弱虫」と叱責した。さらに雅美に「チームなら負けない」と言われた怜那は、初めて仲間と連携してシュートを決めた! 怜那の中で何かが変わった。そして両軍とも5・6年生混成メンバーで臨んだ第3クォーターがスタートした。




今回は一番の山場!硯谷戦本編が描かれます。
あらゆる意味で、今までの集大成!どこまでも熱く、かっこ良く、様々な思いが篭った傑作回です。では見て行きましょう!


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2ndクォーターからの開始。ここにきてようやく、5年生組の真の姿、フォーメーションが明らかになります。
つばひーの双子の特性を活かして無限双子地獄!それは対戦車の前に延々と同じ容姿の人間が現れ続けるという脅威の幻術……。今までオフェンスのイメージがかなり強かった2人ですが、守備においてその恐ろしい特性を発揮せしめてみせる。
そうして安定のミミは得意のスピードを活かした攻め。やー、あんどぅーとろわーからのキメ顔で「キモチワルイ」。流石は昴さんにひなたちゃんと並べて部屋に飾りたいと言わしめるだけはありますね。なんかこの時折声が裏返るところの一生懸命さとかいい感じ。
かげつは愛莉と同じくセンターとしての仕事を実に着実に堅実にこなし、そして雅美は言わずもがなのシューター。
5年生組の面白さはやっぱりつばひーによって、掻き回される感じなのかなぁ、って思ったりしてますが詳しくはよくわかりません。スポーツ知らなすぎなんだねしょうがないね。



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さて、今まで問題児だった怜那ですが、彼女はもはやバスケプレーヤーではないという烙印を押されてしまいます。
ひとりよがりの技術で、自分しか見ていない。それはもう団体競技の枠外に居る存在。視聴者の中には、4〜5話で出てきた竜一と似てると思った人も居るでしょうが、怜那は竜一から更に協調性を取っ払ったみたいな存在。一応竜一がチーム全体を見る力はあったのに対し、怜那はもう完全なワンマンプレーヤーであり、周りの状況は見ない、気にしない、加えて練習もしていないの三重苦。才能だけではどうしても潰れてしまう。そんな現実に直面する事となりました。


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前に少し、この作品の登場人物に悪人は居ないというような話をした気もしますが、それこそが原作者の蒼山サグ先生の描く作品の楽しさと言うべきか、優しさというべきか、心置きなく楽しいといえる魅力につながっているとは思うのですが、この怜那もまた根は全くのクズでありません。ただ不器用でプライドが高くて他者とのつきあいかたを知らないだけなのです。もっというと子どもなのです。そして此処に来て、「そりゃ本当に小学生だもん」という免罪符の大きさ。すごいね。
皆も子どもには優しくできるような人間になりましょうということです。とりわけ小学生女子には優しくしましょう。


このユニフォーム腋見えまくりじゃないか!素敵すぎる!
ただでさえ臍チラでほとばしるエロスだった慧心女バスが、腋チラの力を得る事で最強の存在へとシフトしようとしている!と思ったら硯谷の方も負けじと臍チラ機能を追加してきたでござるの巻。こりゃ勝負はわからんね。
というかひなたちゃんのやたら色気のある腋のキャプチャとかずっと見てたいんだけど、意外と中々見つからないんだから困っちゃうよね。
というか今回って、腋チラ、臍チラ、そして汗と、妙にフェティシズムな描写に気合いが入ってましたね。素晴らしい。グレート。エクセレント。





さて、今作において、バスケシーンというものは挑戦の連続でした。
まずバスケ描写という点で、1期から2期になって大きく変わったことは、上半身の描写が多用されるようになったという事。これによって、細かい動きのリソースが軽減されて所謂「作画の乱れ」のようなものは大幅に軽減されましたが、その弊害として躍動感の演出、というものは大きな壁になっていたように思います。
加えて、元々多かったところが、物語ごとの尺の短さが相まって静止画によるシーンが更に増えたことも助長して、バスケ描写そのものの一種の薄さみたいなものがどうしてもついて回っていた節があります。

そんなジレンマを抱え続けていた今作。そして行き着いたのが今回のような「顔の引き寄せ描写」による躍動感の演出。この手の演出は山内重保監督を彷彿とさせますが、カメラワークの方を動かすことによって、特にバスケというキャラとキャラ同士が密接しやすいスポーツにおいて非常に効果的に作用する様子。
加えてこの作品のもう一つの魅力である、ビジュアル面での魅せ方も同時に提供される訳であり……と、美味しいところだけをつかみとったような演出。これは、『ロウきゅーぶ!』というアニメ作品が今まで辿ってきた苦節と苦悩、その集大成であり到達点でもあるといえるのではないでしょうか。

また当然、山場も山場という事で、通常の回より殊更気合が入っていましたし、そのおかげで前述したような静止画による代用もほとんど全く感じさせない、終始躍動感に満ち満ちた本当に最高といえる回になりました。というか、髪の感性とか、顔の表情の作りこみとか本当に半端ない回でした。欲を言えばあと1話……あと1話だけ尺が欲しかった……。詰め込んだ展開ゆえに、どうしても唐突感が出てしまう……時間的制約による宿命。あまりにも悔しいところ。
特に、唐突に見えてしまったつばひーを主体とした5年生組の馴染みや、怜那の細かい心理的な動きは、原作を読むといいよ。



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さて、硯谷との熾烈な戦いの最中、あのまほまほが足を挫いてしまう。
6年生メンバーは、あの5人で完璧といってイイバランス。一人欠けてしまうとそれだけで大きな痛手に。かげつが入って急場を凌ぐものの、ベストコンディションまでとはどうしてもいかない。でもここでのかげつの頑張りを皆に見てほしい!シュートを大きく飛んでカットしてからの、ひなたちゃんとの姉妹コンビネーション。あまり目立ちすぎず、でも確実な場面で仕事を果たしバトンをつないでいく姿は本当に立派。身長の事もあって、6年生組の他のメンバーとくらべても遜色ない立ち位置は見事。



まほまほの穴が埋まる原因はかげつの実力だけではなく、怜那が精神的にとことん追い詰められてしまっている点も上がります。エラー連発であとの無いという立場と、自分のプレーで怪我をさせてしまったという自責の念。そしてまだ掴みかけの段階でしかないチームでのプレーの感覚。今まで付け焼き刃だった彼女にとって、この真剣勝負の場はあまりにも過酷。今作最後の成長を見守るキャラクターはまさに彼女と言うべきでしょうか。



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物語、作画、共に最高潮に達する中で、熱い駆け引きばかりが展開されます。先にも上げた袴田姉妹のコンビネーションプレーもそうですし、愛莉と綾によるジャンプボール、そして未有と智花のエース対決!
互いが互いを超える為に、全力を尽くして戦う。もうこの試合、アリウープ(空中キャッチからのシュート)、ゴール裏からのシュート、そしてスクープショットと……お前ら小学生じゃねぇ!歴代強豪の硯谷に我らの智花さんだからね。出来てもおかしくないね。
そしてその展開を盛り上げる1期OPもまたベタながら熱すぎる!というか、1話で謎の使われ方をしたくらいですから、てっきり智花関連のところで刺してくるのかなと思っていたのですが、まぁ今回使わない手は無いですよね。


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そして最後は、あの時の再現!紗季にボールが渡り、ラスト入るかどうか。それも、新メンバーとなった5年生の、それもシューターでもあるあの雅美からのパスというのがあまりにも憎い。ここまでお膳立てがあって、況してや紗季さんが、そりゃもう外すはずがないのです。
過去からの成長そして仲間との信頼。そうして前に進み続けて、彼女達は遂にきたるべき所までやって来た。思えば全くの初心者集団だった姿はもうどこにもない。誰もがコートを駆けまわり、各人の個性を活かし、力強く羽ばたいている。汗をいっぱい浮かべて、息も切らせながら、それでも強い眼差しを向ける十人の選手たちの姿に、思わず感涙しそうになる。
慧心のメンバーだけじゃない。硯谷の未有や綾、そして今回軸になって描かれた怜那。そんな敵方の成長もまた熱い。本当にスポ根ものの王道を地で往く作品ですね。互いが肉薄し、競い合いながら研磨されあっていく。私自信、スポーツというものは見るのもやるのもしない人間ですが、このスポーツマンシップの美意識というものは本当に息を呑みますし、それが可愛い女の子達の、それもJS達だったら格別ですよね。冗談ではなく、スポーツから一見遠い印象のある少女達だからこそ、凄く映えるのです。またそれこそが、今作にしかできない、今作にしかない絶対的な価値であるのですから、最後の〆としての昴の「やっぱり、小学生は最高だぜ!」のセリフは、ネタでもガチでも、胸に染み入るものでなくてはならないのです。



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何が信じられないって、これだけやってまるでもう勝ったみたいな雰囲気だけど……延長戦になっただけなんだぜこれ……。
そんな訳で次回、最終決戦!そう、本当の本当に終わってしまうのです……小さな少女達の勇姿を、最後の最後の最後まで、全力で見届けたいです。


次回「」



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
なんかもうバスケ作画が別アニメと思うほど生き生きしてましたね。話数が少なかろうと予算がなかろうと、重要なところでしっかりやってくれればそのアニメはもう良作認定していいと思うのです。ただ、怜那の覚醒は最終話まで引っ張っても良かったかもですが(やはり性急な感じが・・・)。

ほとばしる汗、ユニフォームになって顕著になったへそや腋のチラ見せ、1期の頃なら単純に萌えていただけで終わったであろうこれらの描写で、いい意味で手に汗握るようになりました。

キャラの表情も何か凄みのようなものが感じられましたが、一番良かったのは、シュートを決めた紗季に抱き付く雅美の涙顔だと思います。ここ数話の出来事で大分態度は軟化していたとはいえ、ああいう表情ができて良かったなあ(涙)。
意思由宇
2013/09/23 18:51
総集編の関係から、カツカツと思われる(実際は知りませんが)スケジュールの中で、ここまでのクオリティで仕上げてくれた事には本当に感動しました。中割りあたりは若干怪しい部分はありましたが、それ以上に描きこまれたものが多かったので満足です。迸る汗の質感とかすんばらしかったですねぇ。
今回は消化する原作巻数が純粋に多いだけあって、1エピソードごとの尺がどうしても短くなってしまうんですよね。ただでさえ5年生組を中心に登場人物も多くなった上に、ですから、1期と大きく違う部分であると思います。それこそ尺さえあれば……と思ってしまいますが、妥協するしかないですね。むしろその枠の中で頑張っているところは純粋に評価点でもありますし。

5年生チームが合流してからの練習風景なんかも本当に少なかったのが残念な部分ですが、こうして見事に溶け込み、チームとして信頼し合った姿を見ていると胸が熱くなる思いです。シューターの雅美が敢えて紗季に託す、このバックパスシーンはまさしく名シーン。その後の抱きつきシーンまで、一連して彼女の大きな成長を暗に感じることのできる描写になっていました。本当に微笑ましいです。
とりぐらふ@管理人
2013/09/24 19:21

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