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zoom RSS 話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選

<<   作成日時 : 2015/12/30 23:22   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

お久しぶりです。
面白そうな企画をtwitterで見つけたので、今更ですが便乗して参加します。


・上から書いてますが、珍しくランキング形式にはしてません
・話数単位で選ぶ≠ベストアニメ10選

です。




1.聖剣使いの禁呪詠唱 #12「二つの生を越え」

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人類史上最高峰の奇跡であるところのこの作品は、それはもう全話冠でもいいくらいなのですが、それではあまりにも味気ないので、ではどの回を選りすぐるかといわれると、1話「転生せし者」、2話「我が剣に宿れ魔焔」とは特に取捨選択を強いられました。

最終回にあたるこの回は、原作から独立してアニメオリジナルに入った話ですが、それが故に、アニメ版ワルブレの真骨頂とも言える回だと思います。まず、アニメ版(原作にはない)一番の名言である「思い…出した!」のフレーズと、それを効果的に利用した展開は落とし所としてはかなりうまい。

また、原作では描かれていない部分の大胆な解釈と、「諸葉はエンシェント・ドラゴンって言われてるしドラゴン出すか」というTHE・単純にして、ナンセンス極まりないざっくりした脚本。それに準じて、「メタフィジカルとエンシェント・ドラゴンの違いとは?」「なんで諸葉さんストーカーしてるの?」「なんで今まで戦ったメタフィジカルの能力持ってるの?」「前世を同じ肉体に具現化なんてできるの?」といった様々な疑問点を孕みながらも、それを感じさせない妙な小気味良さと勢いとで、妙に説得力があるように感じられてしまう力強さは、まさに今作の持つ不思議な魅力所以であることを如実に物語っています。

最終回に意気揚々と臨もうとする視聴者を遥かに凌駕する衝撃のOPフェードアウトもあり、無駄に滅茶苦茶かっこいいBGMと挿入歌『キラリア』であったり、アニメワルブレに飼いならされた人間すらも驚愕させると共に、大満足させる最高の一回。ともすれば批難の対象となるアニメオリジナル展開の中で、指折りの出来であると訴えたい。




2.少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50- #13(26話)「HOLLY STAGE FOR YOU」

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いわゆる「ライブ回」の革新を与えた。それと同時に、ライブ回を全く別の次元へと押し上げてしまった罪深い一回。それもそのはず、「アニメ1話丸々ライブ」を素でやってのけてしまったのだから。

元々本作は、1話を使って劇中劇を放送したり、劇中音楽バラエティ番組を作ってみたりと、大胆な構成がとても魅力的ではありますが、ただの理想でしか無かった「正真正銘のライブ回」を実現できるアニメがある事実に度肝を抜かれてしまいました。止め絵連発といった甘えなどではない、終始動きまくりで、キャラごとの踊りの細かなこだわりにまで追求した映像は、本当のライブ映像でも見ているかのような擬似現実感さえ覚えます。本作のキャラクターデザインが動かしやすいモデルという事を鑑みても、その凄さはなんとなく想像できるのではないでしょうか。
あらゆるアイドルアニメがこれまで成し得なかった、そして私自身成し得るとは思っていなかった事を、この回は「実際にできる」と証明してしまった。今後あらゆる他のアイドルアニメ、ライブ回というものを見てもどうしても比較対象してしまうし、生半可なクオリティの、あるいは生半可な時間のライブ描写など何ら魅力も感じないだろう。それだけ衝撃的で、アニメファンを自称するなら絶対に見なくてはならないと思っています。




3.監獄学園 #3「大噴出」

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監獄学園という作品を決定付けた回。とにかく下品に突っ走る中にも、どこか快活な爽やかさと、青春の奔流が溢れている今作ですが、その双方が限界まで極まったのがこの回であると思っています。とりわけ、学園生活と趣味を天秤にかけるガクトの姿は必見であり、通常「青春」と聞けば誰もが学園、ラブコメといった言葉を思い浮かべそうなものですが、ガクトはそれをかなぐり捨ててまで自らの趣味を選択した。趣味に命も地位も名誉すらも投げ捨てることができる無謀、これもまた青春の1ページ以外の何者でもない。

やっている事は相変わらず糞くだらない(文字通りの意味)のだけれど、脱獄のサスペンスと、倒錯する人間模様、そして命がけの青春が最高に痛快。エンターテイメントとして純粋に一押しです。また、「大噴出」という二重に掛かった、且つ一見して「やばい!」と思わせるサブタイトルもすごい。




4.えとたま#9「花鳥歩月」

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実は『えとたま』という作品は、放送開始時はクソアニメ(ジャンル)感を楽しむアニメとしてイメージを固定してしまったのですが、その考えを根底から覆すキッカケになった一回。作風としては、メタネタやパロ、好き放題を詰め込んだ、擬似オムニバス風味のアニメではあるのだけれど、いつも画面上で騒々しく騒ぐにゃーたん達のこれまでの様子を見てきたからこそ、盤上というフィールドで静謐に行われる「将棋」というテーマは非常に斬新に映った。
静謐に、とは言ってもえとたまらしい肉体派且つ破天荒な描写も融合していて、異質的でありながら、見事に作品性に取り込んでいるのも見事。

最近では『戦国コレクション』や『スペース★ダンディ』といったオムニバスアニメの名作がありますが、それらを彷彿とさせるような間口の広さに感動必至。




5.落第騎士の英雄譚 #4「落第騎士W」

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この作品もまた、当初はクソアニメ(ジャンル)感を楽しむアニメと思って喜々として楽しんでいたのですが、この話は二つの意味で本作の分岐点となった回。戦闘シーンの迫力、作画力、演出力に関してはこの直前の3話でも光っていましたが、いわゆる「アニメは3話まで」を越えた4話でも変わらず、寧ろそれ以上のクオリティに仕上がっているところにまず感動。そして戦闘シーンのかっこよさが、そのまま熱血ぶりに繋がるので、男の子としては否が応でも盛り上がってしまいます。本作は全編通してこの部分を評価する声が多いかと思われますが、その方向性を完全に定義したのがこの回。

そしてもう一つは、じゃあクソアニメ(ジャンル)としてはどうなのよっていう話ですが、ここもきっちり抑えていたのが4話の見どころ。というのも大体は松岡禎丞さんによる怪演に拠るものではありますが、「熱血さ」の中に「笑い」が同時に沸き起こるという快感。人の幸福という感情のうち二点を同時に現出させてくる様は、大変に心地が良いです。

最終的に本作はクソアニメというジャンルではないと思いますが、二つの視点からの楽しみ方を最も噛みしめる事の出来たこの回には特別賞賛すべきでしょう。




6.俺が「庶民サンプル」としてお嬢様学校にゲッツされた件
#10「前から気になっていたんだけど、ゲッツってなんなの?」

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まず『庶民サンプル』という作品の個人的な魅力・評価点を述べさせてもらいたい。

それは「一見知能指数低いアニメに見えるのに、実は滅茶苦茶考えこまれた作品になっている」という点だ。
例えば4話で庶民部が完成する回があるのだが、この回の、愛佳たち4人が一堂に会するまでの、愛佳と麗華のそれぞれの立ち位置・主張の描き方。それを経てのキャットファイトまでの自然な流れ。更に「男好き」という嘘設定で庶民部4人を一気に1つにまとめあげるまでの流れ。ストーリーテリングにおいて間違いなく唯一無二の完成度を誇る作品であると言える。

更に「ゲッツ!」「歪みねぇな」といった旧時代の遺産とも言えるネタをサルベージし再利用、更にお嬢様学校と庶民の世界との乖離まで演出してのける離れ業は、驚嘆の一言。そんな中で満を持して描かれた表題ゲッツ!回。ゲッツ監修にダンディ坂野氏その人を持ってくる程の気合で視聴者を驚かせた。だけでなく、ともすればただの考えなしで作られただろう感MAXの「ゲッツ」というアニメ特有のタイトルに、きっちり本編上の関連性をもたせ、物語に落とし込んだ凄まじさ、並大抵の作品ではこんな事できない。しかもBパートもすごい。謎エロパートまで含めて今作の魅力をギュギュッと濃縮したような回。超オススメ。



7.アイカツ! #148「開幕!大スターライト学園祭☆」

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『アイカツ!『』史上最高のサプライズになったのではないでしょうか。ぽわぽわプリリン最後の一人、神谷しおんちゃんのCGおお披露目回。

今まで散々ライブ欠席の憂き目に合わされてきた悲惨な境遇のキャラだっただけに、今回も「どんな理由でライブ欠席するんだろう」と別の楽しみ方をしていたら、まさかのCG解禁には興奮と感涙は禁じ得ませんでした。また、そんな今までをネタったライブ遅れるかもというフリのユニークさもサプライズに一役買っていたと思います。

この回でようやく、真に「ぽわぽわプリリン」というユニットが完成を迎えた、という感動は、一言で表すことはあまりに困難。長期続いている夕方アニメからではあるものの、その衝撃と感動、そしてスタッフへの感謝を込めてこの回は決して外すことが出来ないです。




8.枕男子 #10「華道男子:千切夜長 千切夜宵」

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一人称視点で男子諸君と戯れる謎需要アニメ。そんなわけでこのアニメ、最初から滅茶苦茶異質なんだけど、この10話はもう開幕1秒の段階で何か空気がおかしかった。今までいわゆる視聴者と男性ヒロインのマンツーマン形式だったのに、突然の双子。しかも着物。なんか目が変な方向いてる。薄ら笑ってる。ポーズが変…と、とにかく言い知れぬ恐怖感があった。

そして喋り出してからもやばい。この双子の持つ世界観が尋常ではなく異様。一応「ドS双子」という括りらしいのだが、ドSと言うより、催眠術師とか宗教の教祖めいた胡散臭い存在に近い。

今作ではよく見られる、突然の謎背景と止め絵演出も、実はこの回の演出のための前フリのようにさえ思える。挙げ句の果てに、「スケベ」ではなく「助兵衛」。超ねっとりボイス。やばい。精神汚染系のヤバさ。語彙力が無いようではあるが、とにかくヤバいという以外に他ない。枕男子の一人称システムという独自のスタイルを、最も効果的に作用させているのは間違いない。




9.響け!ユーフォニアム #8「おまつりトライアングル」

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久美子と麗奈が急速接近したあの回です。

登場人物の感情の機微や作劇等、アニメには珍しいアプローチが多いこのアニメ。その中でも久美子と麗奈の関係はとりわけ変だ。友達とも違う、親友とも違う。百合やレズというのともちょっと違う。まさに「黒い糸で結ばれた」二人の関係性が完成したのが記念すべきこの回。この回は全体的に恋愛がテーマになっている回なのだが、そこにこの二人の話をぶち込むというのもブラックユーモア的であり、恋愛をある意味で越えた二人の在り方を端的に描いていてシビれます。

リアリティある(ように見える)思春期の女の子二人の細かいやり取りや、肉付き仕草の描き方まで、女性スタッフが主となって作られたからこそ見ることの出来た回ではないでしょうか。少なくとも野郎には作れる気がしません。




10.ルパン三世2015 #8「ホーンテッドホテルへようこそ」

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裏かぶりの『ランス・アンド・マスクス』以上の幼女回を、まさかルパンがやってくれるとは本当に驚きました。

ルパンのアニメとしての凄さはここでわざわざ私が語るまでもないので割愛しますが、何より特筆すべきなのは、ゲストキャラであるカーラの声優・久野美咲さんの名演。リアル幼女の声で匠に感情の抑揚を操る様はまさに必聴。ベテラン声優揃いの中でも埋もれない、個性と能力の高さにはただただ脱帽です。

純粋に幼女回としてみてもクオリティは高く、子供に色気は出させないルパンだからこそ却って魅力的に映るし、巷では「おさよう」などとも言われる、おっさん(ルパン)と組み合わせる事で、至高の人間ドラマへと昇華させている。久野さんのリアル幼女な声がより一層それを際立たせる、ととにかく理想的な幼女回の1つをしっかりと描いてくれました。



………


これら以外にも「下セカ」「プレアデス」「ダンデライオン」「あにトレ!EX」あたりからも選びたかったのですが、これらの作品は全編等しく良いので1つを選べませんでした。

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