話数単位で選ぶ、2018年TVアニメ10選

こちらではご無沙汰しております。管理人のとりぐらふです。
2018年もいよいよ終わりですね。今年は特に凄まじいアニメが集う1年でした。
そんなワケで、集大成がてらベストエピソード10選ということで書いていきたいと思います、


ネタバレはなるべく無いように心がけましたが、一応ネタバレ注意としておきます。


それと前提として、深夜アニメ限定にしています。
なぜかというと、朝夕アニメを含むとアイカツ!エピソード10選になりかねないからです。
それと、掲載順はざっくりクール順になってますので、優先度を示すものではないということも注記しておきます。

それでは下記よりどうぞ。









1:宇宙よりも遠い場所STAGE12「宇宙よりも遠い場所」

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脚本:花田十輝 絵コンテ:いしづかあつこ、清水健一 演出:北川朋哉 作監;川口裕子、日向正樹

同じ記事書いてるブロガー100人中99人は挙げるであろう回。私も当然挙げます。
宇宙よりも遠い南極への旅。なにかに挑む女の子たちの成長と生長。青春から飛び出し、生きる意義を獲得する大スペクタクル。その旅における終着点を繊細且つドラマチックに描き出す現代アニメーションの極地。
宇宙よりも遠い場所に何が待っているのか。全人類視聴してほしい。
「最終回サブタイがタイトルのアニメは名作。最終回1話前のサブタイがタイトルのアニメはもっと名作」なんだよなぁ……。




2:ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第10話「愛する人は ずっと見守っている」


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脚本:吉田玲子 絵コンテ:小川太一 演出:小川太一 作監:丸木宣明

もともと本作は単発エピソードが激強なのですが、実質最後の単発エピソードということもあり、ヴァイオレットの人間的成長物語と自動手記人形いうシステムを巧みに使ったシナリオ。言葉によって紡がれる人の絆と思い。そして「愛してる」という大テーマの集大成的仕上がりになっています。
京アニの神髄。そしてレジェンド諸星すみれ。2つが合わさった今、最強となった。




3:LOST SONG 第8話「悠久の歌」

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脚本:森田と純平 絵コンテ:高本宣弘 演出:小林孝志
作監:清水勝祐、清原寮、関口雅浩、服部憲知 総作監:原修一


詳しくはこの記事を読んでください(宣伝)。





4:ラストピリオド第7話「あにまるトモダチ」


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脚本:谷畑ユキ、白根秀樹 絵コンテ:檜川信夫 演出:森義博
作監:山内則康、梶浦紳一郎、茂木眞一、猿渡聖加


なんかもうサブタイからしてやべー奴。
その名の通り、あのアニメのパロディ回なのですが、しかしパロディアニメなど今日日ごまんと溢れていて、わざわざベスト10選に入るほどの求心力は無いと思う人もいるかもしれません。
しかしその程度の小細工はラストピリオドには通用しない。
作品自体のパロディではなく、作品にまつわる「あの騒動」をパロディするという、イカれたブラックジョークでひた走るその姿には、畏怖と畏敬を感じずにはいられません。しかも配給にKAD〇KAWAが関わっている。つよい。勝てない。





5:メガロボクス ROUND11「"A DEADMARCH"」


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脚本:真辺克彦 絵コンテ:佐藤雄三 演出:土屋康郎 作監:石川晋吾

あの伝説的名言「立て!立つんだジョー!」の回ですね。
燻っていた男たちが、己の力で逆境を跳ね除け戦う姿。これまで戦いからは退いた立場にいた南部贋作もまた、今作の戦士として人生のリングに立つ。
戦いというのは何も、実際に拳を交えることだけではない。苦境に立ち向かい、精神的に道を貫くこと。根底にある漢たちの賛歌が、これ以上ないほどに魂を揺さぶるエピソード。





6:ウマ娘プリティーダービー 第11R「おかえりなさい!」

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脚本:米内山陽子 絵コンテ:本間修 演出:本間修
作監:椛島洋介、井上裕亮、宮崎司、小島明日香、辻智子、宮下雄次、村長由紀、阿部美佐緒、松岡謙治、野田康行、合田真さ美


『ウマ娘』といえば、馬に全く興味の無い私でさえ、現実の馬について調べてしまうくらいの求心力の高い作品でした。おかげさまでサイレンススズカと、それにまつわるエピソードくらいの俄か知識は聞きかじったりしました。非業の引退を遂げたサイレンススズカという名馬の、現実には見れなかった先の物語が描かれ、それをウマ娘という擬人化創作と見事に調和してみせた目を見張るエピソード。馬に興味がない人ほど見てほしい、尊みとエモさで満ちた1話です。




7:立花館To Lie あんぐる 4話「受難とトイレ」


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脚本:WORDS in STEREO 絵コンテ:つしまゆりか 演出:つしまゆりか
作監:清水琢磨、瀧澤茉夕 総作監:徳田拓也


神。





8:少女歌劇レヴュースタァライト第7話「大場なな」


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脚本:樋口達人 絵コンテ:古川知宏 演出:塚本あかね
作監:河本零王、杉山有沙、櫂木沙織、清水海都、世良コータ、角谷知美、小池裕樹、錦見楽、
谷紫織、小里明花、小栗寛子、林隆祥


これまでなんかオシャレな感じのサブタイを付けてきた本作にあって、異色な存在感を放つエピソード。
スタァライトの世界において一つの秘密が明かされます。
しかもその設定は、「普通であれば物語の根幹を揺るがしかねない壮大なカラクリ」であるにも関わらず、その実物語の大筋には一切関係してこない。大場ななという少女の深淵を語るに過ぎないというストーリー構成にはただ唸るしかありません。





9:ヤマノススメ サードシーズン 第12話「ともだち」


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脚本:ふでやすかずゆき 絵コンテ:山本裕介 演出:相浦和也作監:齊藤佳子、古橋聡 総作監:松尾祐輔



ベストエピソード常連の作品。鉄板であり王道ですが、やっぱり完成度が高いものは高いのだから仕方ない。
映像的なアプローチはボク如きがしても仕様がないので割愛しますが、ヤマノススメ史上最も長く続いたすれ違いからの開放というだけあり、カタルシスがすごいです。選外に出来る理由がないですね。






10:やがて君になる 第6話「言葉は閉じ込めて/言葉で閉じ込めて」

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↑ここすき

脚本:花田十輝 絵コンテ:あおきえい 演出:渡部周 作監:仁井学 総作監:合田浩章、大橋知華、鈴木勇

視聴者のうち何人もの死者を出している、でお馴染み平成最後の百合アニメより第6話の抜粋です。
「映像的演出とストーリーが合致するタイプの作品」というのは極稀に登場しますが、本作はまさにその好例であり、一つ一つの絵に繊細な意味をもたせているので、どこを切り取っても非常に映えるんですね。
特に、七海橙子の秘密が明かされる6話と、小糸侑と七海橙子が急接近する9話は悶絶死必至の危険な回ですが、悩んだ結果6話にしました。これまで小糸侑の視点で語られた物語に、七海橙子というアプローチが与えられ、立体的な重厚感が作られました。





11:軒轅剣・蒼き曜 第10話「詰問之雫」


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脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:ワタナベシンイチ 演出:上野壮大
作監:吉岡敏幸、中山岳大、中島美子、山村俊了、宇都木勇、わたなべひろし
総作監:亀谷響子、吉田和香子



中国には、ただ額に水滴をたらし続けるだけの拷問というものがあります。有名なので多分一度は耳にしたことがあるかもしれません。しかしこれを実践で描いてみせたアニメは、今作くらいのものではないでしょうか。ただ、すごいのは拷問描写だけではありません。
今作は少年少女たちの悲愴な運命と、ドロドロの愛憎劇なのですが、この拷問により物語が急転直下していくという、大きな分岐点としての役割も担っています。
一人の少女の悲しい運命と、愛が憎しみへと堕ちていく様を、じっくりねっとり拷問によって表現していく。まぁ辛い。この世の地獄のような映像を是非見てください。





12:青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第12話「覚めない夢の続きを生きている」

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脚本:横谷昌宏 絵コンテ:いわたかずや 演出:いわたかずや
作監:小川玖理周、三木俊明、小橋弘侑、都築遥、野々下いおり、染谷友梨花、浅見日香留、余怩


あまりにもショックを受けすぎたので、入れない理由がなくなってしまったという回です。
ヒロインとしては1話から皆勤であり、桜島先輩よりも密接な立ち位置で存在感を示していた愛すべき妹・梓川かえでの衝撃すぎる展開に、嗚咽アンド嗚咽。
記憶と人格。肉体と魂。二つの心を取り巻く生活の描写の相違を、様々な小物によって対比的に魅せる映像。何より、その周りを取り巻く家族・友人・人々の細かな機微が1話のうちに爆発します。




13:色づく世界の明日から #13「色づく世界の明日から」


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脚本:柿原優子 絵コンテ:岡村天斎、篠原俊哉 作監:篠原俊哉、藤井康雄、宮澤良太
総作監:井上裕亮、水野紗世、山方春香、宮崎司、小島明日香、椛島洋介、中山みゆき、竹本未希、宮下雄次、小笠原憂



この記事作ろうとしてる最中に、滑り込みで現れてしまいました。上半期も『ウマ娘』でその底力を見せたP.A.Worksより二作目。
同社が定期的に作る青春恋愛劇ですが、そこにタイムトラベル要素を混ぜた風変わりな作風の今作。
正直な話、一進一退を繰り返す展開が続くため全体的には退屈な部分も目立ったのですが、最終回の怒涛の伏線回収、人間ドラマの回収はただただ圧巻の一言。コミケ前の深夜3時まで起きて見た甲斐がありました。
突然挟まれる空想世界の情景や、花火といった要素。ドロドロの恋愛劇という側面よりも、それぞれのキャラの内面に触れていく構成と、ところどころある作品を思い浮かべられますが……ついに到達したのだな……真のグラスリップに……。





ほかにも、毎回が神回だったので逆に選べなかった『三ツ星カラーズ』や、中盤以降神回しか出してこない『刀使ノ巫女』の存在も、あえて明記されたいです。

朝・夕方アニメを含めるのであれば

HUGっとプリキュア42話「エールの交換!これが私の応援だ!!」
BORUTO65話「父と子」
僕のヒーローアカデミア47話「ワン・フォー・オール」
ブラッククローバー63話「何でも無い」


の4つは入ってくると思います。

アイカツ!を入れるなら、
スターズ 92話、96話、97話、100話
フレンズ 11話、20話、31話

は欠かせないとおもいます。(アイカツおじさん並感)

その他、今年上げていけばキリがないほどの名エピソードに溢れてます。深夜アニメというくくりでも、30選くらいまでは余裕で選べるほどの大豊作でしたが、流石に割愛します。




総評


Q.10選じゃないのでは?
A.うるせーバカ


今年は年間を通して「面白い作品が真っ当に評価されやすい」という傾向にあったかと思います。
ベストエピソードに挙げた作品群も、天邪鬼な私にしては珍しくほとんどがメジャーな作品からの抜粋となったことが、良い裏打ちではないでしょうか。
また再三述べている通り、今年は全体的に、例年とは比較にならない程クオリティの高い作品が集まっていたのも特徴的です。
その様相はさながら、平成最後の大花火じみており、365日ほぼ毎日名作が放送され、メチャクチャ楽しい1年でした。
しつこいようですが、これでも泣く泣く上げなかった名エピソードがすっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっごくいっぱいあるのでご留意下さい。


2018年。見渡す限り宝の山のような1年。あまりアニメを見なかったな、なんて人は今からでも遅くないのでいっぱい見てみてはいかがでしょうか?

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