さんかれあ #1「私が…ゾンビに…なったら」 感想

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ん?今なんでもするって言ったよね?
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春アニメ感想第1弾はさんかれあです。
一体どんな作品なのか、とりあえずゾンビものらしいという情報しかありませんでしたが、さて感想を書いていきます。


ゾンビものといえば、もはややりつくした感のあるジャンル。ゾンビものの基礎といえば、爆発的な感染力による世界の終焉と、その中で生き抜いていくサバイバル。最近のアニメ作品ではHOTDがその鉄板的作品でしたね。
その一方で、これゾンのようにゾンビそのものを「腐った死体」の印象から一つの種族的特徴として、萌えに昇華する傾向も見られてきています。まぁゾンビに限らず、化物から無機物まで何でも萌えにさせてしまうのが日本なんですけどね。素敵ですね。
ともかく、ゾンビというものの印象も最近では滅法変化しつつあるということです。今や腐った屍体というバイオさながらの印象は取っ払われ、「一度死んで復活した人間」程度の認識にそげ変わっているでしょう。
とことで、今作もそれに準じたまぁゆるいゾンビものが描かれるのかと、そう思っていたわけです。

そして次が、本作の主人公・降谷千紘が残した言葉である。
「子供の頃から夢見ているが、ゾンビっ娘との萌えシチュエーションだ!」


( д) °°


世界には様々な性癖があります。特にアブノーマルなもので有名所といえば、ネクロフィリアや獣姦、脳姦、スカトロジー……。
今まで色々な性癖に遭遇してきたような、そんな気がしていましたが、どうやら世界とは私の想像以上に広大だったようです……。
ゾンビフェチ。人は未知なものに恐怖する性質があり、またそれ故に排他的になったりするものでありますが、流石の私もまたそんなうちの一人でして、簡潔に言うとドン引きなのであった。





なんなのだろう、彼のこのゾンビフェチというものは。些か、いやかなり興味深いですが……独断と偏見もありますが、以下より少し考察していきましょう。

ネクロフィリの延長線上なのだろうか。しかし彼の場合、あくまで「死んで生き返っている」という事が大切なのであって、屍体愛好者に見られる絶対的な支配欲は微塵も感じられません。
そもそも千紘はゾンビの何が恋しいのか。「ゾンビだからって迫害されちゃうゾンビっ娘を守ってあげたい!」という親心なのか、それとも「こんなに可愛い娘が臓物剥き出しで徘徊してる!ゾンビっ娘かわいいよぉおおおおビクビクン」というギャップ萌えという名のグロテスク愛好者なのか……。
でも前者の場合、別にゾンビに拘る必要もないので違うのでしょう。なので恐らくほぼ後者。元々ゾンビのビジュアルも好きみたいですしおすし。私には到底理解できない世界が、あるものです……。


しかし、本当にそれだけでしょうか?本当にただ、ゾンビのビジュアルが好きだから、それがゾンビっ娘への偏愛に結びついていると、それだけなのでしょうか?
確かにしっくり来そうですが、敢えて私はもうひとつの説を付与したいと思案します。というのも、手がかりは千紘のこのセリフ。

「俺はさ、生きてる女に興味ねえんだよ」

つまり、彼は間接的に「死」そのものに恋焦がれていることになるではありませんか。
死が何であるか、という事は誰にもわからないので多くを語ることはできませんが、少なくともほとんどの人に共通するイメージとして「静寂」「無への帰属」といったとても静謐なものであると思います。
思えば生きることはとても煩いなもの。人付き合いのトラブルで悩まない人はいないと思います。人はどこまでも強欲で利己的で愚劣なもの。人というものにとてつもなく嫌気が差してしまう時は、誰にでも訪れるのではないでしょうか。
でも死にはそれらは無い。確かに人の善意や絆もありませんが、それと同じようにして悪意や我欲もありません。
人というものを知れば知るほど嫌いになる、という人も居るものです。それは醜悪な部分ばかりが見えてきてしまうから。思うに千紘もそんな「人間が嫌い」な一人なのではないでしょうか。
だから生きてる女は好きになれない。死という、等しくクリアなプロセスを経ることが出来たなら、そこには人の醜さが淘汰されたクリアな存在が生まれるかもしれない。
もし千紘がそんなことを無意識的に考えているとしたら?千紘にとってゾンビとは極めてクリアな存在であり、よって寵愛に値するではないか――と筋が通っているように思いますが……残念ながら、全ては私の独断と偏見によるものです。これこそ、今後の「降谷千紘」という人物像を見定めていくことでしか、解答は得られないでしょう。ただ一つ、彼は死そのものに対しては否定的な人間みたいなので、そういった冷血漢では無さそうなのは確かです。


考え方によれば、千紘がゾンビを愛すると言う事は、その方向性は違えど、二次元の嫁達を愛する我々の持つ感情と大差ないのかもしれません。


とことでゾンビフェチの解析をしていたら時間が過ぎてしまいました。
今回は話の内容的には導入部のようなものですからまだ様子見といった印象ですね。次回からは礼弥さんが本格ゾンビ堕ち☆ということで、本格始動するようです。


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ボクはといえば、萌路ちゃんがブヒれるのかどうかを今後も静観していくしかないです。ウェヒヒ。
今日は名前と顔をちゃんと覚えて帰ってくださいね。妹ジト目属性で守ってあげたい父性愛付きダヨ!なんか他には負け確定っぽいなんか幼馴染が出てたけどちょっとよくわかんなかったです。


……あれ?もしかして萌路ちゃんを例えばゾンビ化させたとしたら……一生あの容姿のままということにはなるまいか?もしそうならゾンビフェチとは、広義的な意味でロリコンであるとも言えるのではないだろうか。ゾンビフェチの真骨頂はまさかそっちの方なのか……?
どうやら私は、気づいてはいけない事に気づいてしまったようだ……(゚A゚;)ゴクリ


次回「性交成功…してた」


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